意気の良い大物・・世界平和を釣る
第3回釣りワールドカップ大会が台湾で
ソン・ミンソップ記者 stsong@segye.com
2005.09.07 (水) 21:21
世界の釣り人の祭典「第3回釣りワールドカップ大会」が8日から五日間に渡り台湾は台北を中心に開催される。
世界スポーツ釣り連合(WSFF:ユン・テグン会長)が主催する釣りワールドカップは全世界で5億を超える人口が楽しむ大衆的レジャーの釣りを通じて、世界平和と交流に貢献するとの趣旨で2001年創設された。 第1回元年大会は36ヶ国500人余りが参加する中、日本の長崎で開催され、2003年の第2回大会は韓国全南(チョンナム)麗水市(ヨス)で行われた。
WSFF台湾支部が主管する本年の大会は韓国と日本、米国、英国など45ヶ国から500人余りが参加し、磯釣り、船釣り、池釣りなど三種目に分かれて競われる。 種目別優勝者には2万ドル(約2000万ウォン)の賞金とトロフィーが、準優勝者には1万ドルが贈られる。
このうち、池釣り競技はタイペイ市内の碧湖公園での開催予定、対象魚はヘラ鮒である。 大会を主催する台湾側は現地に有利なティラピアを希望したが、韓国と日本は東北アジア国家一円に棲息する一般的な魚種の鮒で競そうよう主張して貫徹させた。
釣り竿18尺(約5.4m)未満一竿に、練り餌を使うことを基準として、順位は吊り上げた体長10㎝以上のヘラ鮒の総重量で決定することになっている。
磯釣り種目の競技会場は澎湖島と決定された。予選は4人を1組とするフルリーグ方式で、準決勝と決勝はトーナメント方式が採用される。 磯釣りでは対象魚種20㎝以上の総重量で順位が決定する。
船釣りは台北近隣の基隆港近海で行われ、10人ずつが一隻に乗船し、420gの錘、三つ針仕掛けで、順位決定方式は磯釣り競技と同じだ。
今回のワールドカップ大会のホスト国台湾では、前哨戦として「2004年第2回アジアスポーツ釣りチャンピオンシップトーナメント」も昨年10月から3日間をかけて開催された。 アジア18ヶ国のアングラーが海水4種目と淡水1種目など5種目をかけて、技量を競った。この大会で主催国台湾は、磯釣り種目を除くすべての部門で優勝をさらった。 韓国は磯釣りでイ・チョルフン氏が3位、トローリング種目で崔ジンホ、金チャンウ組が2位を獲得した。
第2回釣りワールドカップ麗水(ヨス)大会の磯釣り種目で優勝した実績を持つ韓国チームは45名の代表団を編成し8日に出国する。
ソン・ミンソプ記者 stsong@segye.com
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