台湾で第3回釣りワールドカップが熱戦に突入
三日の日程・・45ヶ国500人余りの参加
タイペイ=ソン・ミンソプ記者
2005.09.10(土)02:58
2005年第3回釣りワールドカップ台湾大会が9日、三日間の熱戦に突入した。 池釣り、船釣り、磯釣りなど三正式種目と非公式種目ロングキャスティングで競われる今回の大会は、主催国台湾を筆頭に、韓国、日本、中国、米国、ウルグアイ、英国など45ヶ国から500人余りが参加した。
大会初日の9日、池釣りは台北市内で遊園地型の湖をもつ碧湖公園で行われた。 韓国チーム代表15人を含む総勢48人が競ったこの種目で、初日に、韓国チームでは紅一点のキム・ウンジュ選手(40)ただ一人が12人で競う準々決勝に進出した。 台湾選手らがホームグラウンドの利点を生かして、圧倒的な10名の進出、日本選手も1人含まれた。
池釣りが韓国と台湾、日本の三つ巴で戦われたのと対照的に、船釣りは世界各国から107人の選手たちが競技場の基隆港に集合し、やはり人気が高かった。 台湾に11日頃台風が上陸するという天気予報があり、競技は急ピッチで進行した。船釣りの対象魚は太刀魚とサバで20㎝以上の総重量を判定基準とし、この日一日の中で決勝戦まで行われた。 優勝者はこれもまた台湾の謝騰輝(シャ・テングフイ)(38)選手であり、2位中国、3位台湾だった。 第1回釣りワールドカップ日本大会の時から毎回参加しているというウルグアイのメンデジ・ホルゲ選手(35)は「ウルグアイ選手2人が決選ラウンドにたち上がって、優勝に対する期待が大きかった」と言いつつ「今回は残念な結果だったが、釣りワールドカップに参加し、全世界の選手たちと技量を競い交流が出来るという点だけでもうれしい」と語った。
磯釣りの競技場は澎湖島で74人の選手たちはこの日4人1組のフルリーグ方式で予選を闘った。 準決勝と決勝はトーナメント方式で10日に行われる。
釣りワールドカップ大会を主管する世界スポーツ釣り連合のユン・テグン会長は「人類の最も長い歴史を持つスポーツである釣りを通じて、皮膚の色や言語、文化、宗教の異なる世界各国から選手たちが集まること自体が驚異的だ」、そして「10日の国際環境保存シンポジウムを通じて、釣りワールドカップが名実共に平和スポーツ運動として発展することができるよう努める」と語った。
タイペイ=ソン・ミンソプ記者
2005.09.10(土)02:58
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