2003年10月、韓国、麗水での第2回釣りワールドカップの役員会議において、第3回の開催国として決定された台湾は、今年、「観光の年」を祝っています。この年にちなんで、第2回アジア釣りカップも、韓国での第1回大会(2000年10月)に続いて、開催されることになりました。期間は、10月20日より24日までです。
このアジア大会と2005年に予定される、第3回釣りワールドカップに向け、公式的な出発ともいえる、世界スポーツ釣連合台湾支部創立大会が、2月2日、台湾の国会議員会議室にて、主要な5つの釣団体の役員を含む150名の参加をもって、盛大に開催されました。この準備の推進的役割を担っているのは、鄭余鎮立法委員、邱文宗中華民国釣連盟理事長、ならびに、WSFF台湾支部の役員、スタッフ。 この大会に、世界スポーツ釣連合本部を代表し、尹台根世界会長、李春根韓国支部会長、佐野修事務総長、崔鎮縞調査局長、また、ソウル市庁より、白武景青年体育課長、月刊「海釣」記者、SF-TVのカメラマンが参加しました。
第2回アジア釣りカップは、5種目で、競われる予定です。第一回大会の磯釣りに加え、船釣り、投げ釣り、淡水釣り、トローリングが加わります。船釣り、投げ釣り、淡水釣り競技は、北台湾で。磯釣りは、台湾西部澎湖離島周辺、トローリングは東台湾、緑島の周辺海域で行う計画です。
「観光の年」を祝う台湾では、釣関連団体が一丸となって取り組む、前代未聞の国際的釣大会となります。アジア圏の30ヶ国の参加を目標とし、各国、選手役員を合わせ30名までの参加が許されます。全体では、500名の参加を見込んでいます。
優勝賞金は、各部門1万ドルが基本ですが、これまでの、釣りワールドカップの競技種目である、磯釣り、船釣りに関しては、特別賞も予定されています。
このアジア大会は、2005年の第3回釣ワールドカップの成否を占う大会として注目されますが、WSFF会員国家、これからの、入会希望国の、積極的な参加と協力が期待されます。
|