“釣り人口全世界で5億人・・今は堂々としたスポーツ” -世界スポーツ釣り連合ユン・テグン会長
3年前、釣りワールドカップを誕生させるのに主役となった「世界スポーツ釣り連合」ユン・テグン会長(写真)は「釣りワールドカップとアジア競技大会は国内釣り具業者と釣り人らに相当な波及効果をもたらすだろう」と展望した。
ユン会長は「釣りは全世界的に5億人余りと推定される愛好家がいるレジャースポーツだが、これまでは個人的趣味と見なされる傾向が強く、底辺人口にふさわしい地位を与えられなかった。 しかし釣りワールドカップとまた今回のアジア競技大会、さらに大陸別チャンピオンカップ大会などが定着することによって、これから堂々としたスポーツ種目としての位置を確立することになるだろう」と語った。
「釣りがスポーツ化すれば政府の支援を受ける道が開かれ、各種学校でも釣り部を育成するなど、釣り全体に新しいビジョンを与えることができる。 特に一時期、輸出の担い手として脚光を浴びながら、今は沈滞の続く国内釣り具業者にとって良い突破口になるだろう」と自信を語った。
トローリングの経験豊かな釣り人でもあるユン会長は「韓国の釣り人らの技量は高く、今回の大会でも良い成績をおさめるだろう」と言いながら「特に大会ハイライトの磯釣りで金メダルの可能性が高く、新たに加わった淡水釣り部門でもメダル圏内に入るのを期待する」と展望した。
タイペイ〓イ・ドンユン記者(文化日報)
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